Hiro

15時17分、パリ行きのHiroのレビュー・感想・評価

15時17分、パリ行き(2018年製作の映画)
4.0
人生は導かれた方向に動く。。
2015年に、実際に起きたアムステルダムからパリ行きの列車内でのイスラム過激派による銃撃テロ事件

その犯行に勇敢に立ち向かった四人の男。その内三人は、小学校の問題児三人だった。そんな彼らの運命に導かれた様な感動のストーリー、、三人の中特に、スペンサーは、昔から何をやっても続かず、唯一子供の頃からサバゲーに夢中で、軍隊に憧れ、空軍のパラレスキューを目指す為奮起し、努力した。

しかし、視覚検査で希望の部隊に入れず半ばやる気を無くし、挙げ句隊落第組の、SER E という危機待避、救護、生存という部隊に入る。。それが、きっと彼が、導かれた人生だったのでしょう。

アンソニー、アレクと、数十年ぶりのバケーションに選んだローマ、ドイツ、パリへの旅も、神が導いたのかも。。
同級生三人の子供時代と、、運命の旅までの回想を混ぜながらストーリーが進んでいきます。

神よ、私を平和の道具にして下さい。。
子供の頃から習慣で祈っていた言葉
それが、、試される時が、15時
17分発パリ行き列車だった。。
スペンサーの気転、アンソニーの行動力、アレクの判断、全てが、的確で、
多くの乗客の命を救えた、と感じました。。イーストウッド監督、心憎い演出
実話モノを撮らせたら、ズバ抜けた手腕ですね。。
ラストも、爽やかな感動をくれました。
秀作の逸品
Hiro

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