鑑賞してる最中はすごく楽しめました。何気ない選択や、本人にとっては不本意な挫折が誰かの人生を変えていくといった人生の妙みたいなものが詰め込まれていてとても好きです。中盤のダラダラしてるシーンもテーマ的にかなり重要でした。
しかし、事件に巻き込まれた本人達が実際に演じているというのを知って、少しだけがっかりしてしまいました。もちろん素晴らしい試みだとは思いますが、現実とフィクションの境界を極度にボカされるのは自分はあまり好きじゃないみたいです。
逆に言うと見終わるまで役者さんが素人だと思わないほどにはうまかったです。イーストウッド監督の技術なのでしょうか。