Shoko

それだけが、僕の世界のShokoのレビュー・感想・評価

それだけが、僕の世界(2018年製作の映画)
3.4
15本目。劇場鑑賞3本目。
それだけが僕の世界見ました。おねえちゃんと一緒に。韓国映画の時はとりあえずおねえちゃんをお誘いしないといけないので(しょうこルール)
人の心を持たないおねえちゃんと血も涙もない妹揃っての鑑賞。
びょんさまの髪型が変、という情報だけ持ち合わせてました。(情報っていうか見たまんま)

びょんさま出てきた瞬間で髪型にやられましたけど、すぐ慣れました。
うん、これはすごく良かった。というか韓国映画の要素がこれでもかと詰まりまくり。スタンダード、初心者でも安心。
ボクサーになりたい息子、数十年ぶりの母息子の再会、弟はサヴァン症候群(ピアノの天才)車ではねてきた人が弟憧れのピアニスト、母の病気、父親との確執、などなど。後から後からテンポよく出てくるから楽しかったです。飽きない。
結構コミカルな部分も多くて(映画館がびょんさまファンのマダムが多くてみんな遠慮なく笑ってた)それも良かったしピアノもすごかったし(吹き替えなしだとか、さすが…)びょんさまのダンスシーンのキレがすごすぎるのと、家族写真で変なポーズした時に「えっ腕とか美しすぎる…?!」ってなってさすがでした。びょんさますごい。今回はスターオーラを隠して、とのことでしたがあの髪型にすることで無理やり封じ込めてましたね…私の知ってるびょんさまはずっとスーツでかっこいい血だらけになっても真顔、みたいなイメージなので今回みたいなの結構新鮮でした。帰りにパンフレットちら見したらとんでもなく顔がいいスーパースタァだったので「これが!演技力!!」って感心しました。

ところで人間の心を持たないおねえちゃんが隣で泣いてて、私ぽちりとも泣けなかったんだけど…いや、鼻の奥がツンとしたからぎりぎり人間の感情はあるけどほんとに血も涙もない女だったのでそれが悲しかったです。
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