イ・ビョンホンにとても好感を持てました
実は彼の作品を観るのは初めてで
この作品を観て凄い俳優なんだなぁと思いました
やっぱりオーラが違ってた
作品は孤独からの家族愛・兄弟愛に触れて
大事なものを見つけた…
そんな感じでした
幼い頃に母親は家を出て行き
何年ぶりかに偶然母親に出会った
行くあてもなく母親の家に住むようになる
そこで出会った障害を持つ弟
弟はピアノを弾けるという才能があった
母や弟の生活ぶりに初めは面倒臭く感じていたが
ずっと一人で孤独だった彼にとっては
本当は居心地が良かったんだと思う
しばらくして弟を突然託された兄(イ・ビョンホン)
弟の才能は素晴らしく本当に弾いてるの?
と思わせるくらいのピアノの演奏には圧倒された
弟の(パク・ジョンミン)の演技も障害者役といいピアノ演奏まで上手く演じきっていました
手を繋ぐシーンが2度あるんだけど
それは彼と母、彼と弟…
手を繋ぐという行為はその人の体温から感じる温もりだったり、手の大きさ、柔らかさ、歳までも感じられる
孤独だった彼にとって
"もう一人じゃない"
という安心感を画面を通して感じられ
心がキュンとするようなお話でした