字幕入りで見直したので再レビュー
やっぱり素晴らしい
同じ趙文卓主演のvs日本人映画の英雄復活と比べるとどれだけ本作が良く出来ているか分かる
日本へのリスペクトを忘れずそれでいてきちんと映画として面白くなっているので、日本人も楽しめる内容になっている
あと登場人物もちゃんとキャラ付けされていて日本サイドと中国サイド合わせるとかなりの登場人物がいたが、皆印象的ですっと入ってきた
やっぱり特筆すべきは倉田さんで、彼のキャリアの中でもかなり特筆すべき名演ではないかと感じた
見返すと趙文卓、倉田さん、洪金寶は勿論蔣璐霞、ティンミーハン、ウーユエ、三元さんとかかなりのアクションマンが集まっていることが分かった
初見時はアクションはそこまで的な事を書いてしまっていたが、見返したら面白かった!個々の名勝負は勿論集団戦も戦略がきちんとしていてよかった
でも狭い道での戦いがメインだったので数を感じられるシーンもあったらよかったかなぁ(でもそしたら戦略とズレちゃうか
ラストがあっさりしすぎとかはあるけど超オススメの一本
奥さんがやたら怖いけど実際にいた方なのかな?
世界よ、これが倉田保昭だ
海外版で鑑賞
これはド傑作
ゴッドオブウォーとかいう邦題だけど話は倭寇の話で全然神話系じゃない
で、倭寇だから日本人が描かれるわけだけどさすがは精武英雄などを手がけた陳嘉上
日本人が見ても違和感がないどころか感動する作品になっていた
服装や日本語が素晴らしい(ちゃんとしてる)のは勿論(作中ではやたら日本人が扇子が好きだけどw)日本側のドラマがとにかく素晴らしい
倉田さんと悪い意味で時の人になってしまった小出恵介との別れのシーンは思わず目頭が熱くなってしまった
勿論この作品は中国側の視点だけどそちらはそちらでとても面白い
合戦シーンもちゃんと考えられていて面白く攻略していく過程をワクワクしながら見ることができた
倭寇をぶっ潰す爽快アクション!ではなく悲しさの残る作品ではあるもののその悲しさがとても素晴らしい
超オススメ