「ロンドン、人生はじめます」
邦題ださっ
「ニューヨーク 眺めのいい部屋売ります」を完全にパクりましたね?パッケージもそっくりです~。
ダイアンキートン繋がりだからって…。
ロンドンの高級住宅地といわれるハムステッドの、緑多い美しい街並みが目を楽しませてくれました。
実在のハリー・ハローズさんという年金暮らしのホームレスが、長年老人ホームの跡地(映画では病院の設定)に小屋を建て自給自足で暮らしていたけど、開発業者から出ていくように裁判を起こされてしまう、というお話が基になっています。
ググってみたらAFPnewsにお写真が載ってました。映画のブレンダン・グリーソンと同じように立派なお髭。
記事にはダイアン・キートン的な要素はなさそうだったので(笑)そこは映画仕様なんでしょうね。
この映画の主人公はダイアン・キートンです。
借金を残して亡くなった夫の尻拭いをさせられ、息子からは「何か新しい事でも始めてみなよ」といなされ、ちょっと自暴自棄になりながら屋根裏部屋で遺品整理をしていた時、ふと双眼鏡で眼下を覗いてみたら小さな小屋とそこに住む男性を見つけて…というところから始まるラブストーリー…?
ラブストーリーだし、ハラハラ裁判ものだし、自分探しもするし…。
ぎゅっと詰めてみました的なヾ(´ε`*)
でも二人が急に愛し合うようになったのにはビックリでした。
そんなに惹かれ合うほどまだお互い知らないし、すぐ言い合いになったりしてたのに…。
と、ちょっと展開は無理やりな気も。
彼がすぐ怒り出すのでちょっと好感持ちにくかったです。
でもわりとすぐに反省して謝るのでそこはカワイイです。
年を取った分、自分の譲れぬ信念が邪魔をして物事がうまくいかなくなった時、どう行動を起こすかでその後の生き方が変わってくる。
勉強になりますナ。
なぜかこれで3作品連続、テーマ→《自分探し》な内容でした。
知らずにそういうの求めてるのかな~
まだ旅の途中で自分たるもの見つかってませんから(o´罒`o)
ダイアンキートンのお年頃だってまだまだ人生やり直せるんだし。
頑張ろう~♪