どん

人魚の眠る家のどんのネタバレレビュー・内容・結末

人魚の眠る家(2018年製作の映画)
4.1

このレビューはネタバレを含みます

人の死の定義とは何なのか。

愛する人だからこそ脳死を認められず狂気じみていく篠原涼子と、その気持ちを分かりつつも世間の目を気にする他の人物たちとの衝突が見ていて苦しかった。

篠原涼子の、娘は生きている、という気持ちは分からなくもないけど、小学一年生の息子とその周りの友達に、脳死を理解させようというのは無理がある。

脳死でも生きているというのは当たりなのかもしれないけど、それを理解されないこともあるということを覚えていかなければならない。

従姉妹の女の子、どんなに綺麗なお別れができたとしても、あんな幼い頃から自分のせいで死んでしまったという責任を背負わなければいけないと思うと本当に苦しい。

篠原涼子が西島秀俊に言った、あなたは泥に塗れない、という言葉は刺さった。私も言い訳はあまりしないしするなら諦めようと思うけど、それはうわべだけ取り繕ってるっていうことになるのだろうか。誰もが周りの目を気にせず生きられるわけではない。