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人魚の眠る家のotteruのレビュー・感想・評価

人魚の眠る家(2018年製作の映画)
3.6
人は何を持って「死」とするのか。限られた家族にしか選択することの出来ない延命措置。身体は成長しても意識が戻ることはない。生きて欲しいという願いが狂気に変わる。
夢の中に出てくる少女の台詞が全てを司ってしまいそうだけれど、泣ける映画にもなるしサスペンスにもなるし社会派にもなる。物語の軸をどこに置くかによって、受け手の印象が変わる作品なんだろうな。
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