ゆっけ

ドラゴンボール超 ブロリーのゆっけのレビュー・感想・評価

4.5
めちゃくちゃ面白いです。
いやー興奮したー。間違いなくこれは、ドラゴンボール映画の中の傑作なんじゃないでしょうか。

作者・鳥山明が映画の監修を務めた
『ドラゴンボールZ 神と神』
『ドラゴンボールZ 復活の「F」』
に続く、「超(スーパー)」シリーズ第3弾『ドラゴンボール超 ブロリー』。

ドラゴンボールの魅力って、「ギャグ」と「バトル」の融合だと思うんです。

『神と神』では、ギャグ80%:バトル20%、
『復活の「F」』では、ギャグ20%:バトル80%だったのに対して、
『ブロリー』では、ギャグ20%:ドラマ30%:バトル50%なイメージ。

いやバトルがすさまじいので、100%と言いたいところなんですが、話をとぎらないちょうど良いタイミングでギャグぶっこんでくるので、素晴らしいんです。

悪キャラのベジータとフリーザ、そしてピッコロがいい感じに落としてくれます

あと、今回の映画、前半部分のサイヤ人の話がかなり丁寧に描かれいているんです。人によっては退屈されるのかもしれませんが、あそこを丁寧に描くことで深みが増していると思います。ココが自分が満足したポイントでもあります。

ドラマ部分があるからバトルの意味があるんです。何も意味もなく戦うのはつまらない。戦いに意味が込められて、ただ強いやつと闘うという純粋な悟空がブロリーとどう関わっていくか、その終わり方が非常にいい!!!

余計なもの一切なし!アニメの映画って、なんかだるだるで終わること多いじゃないですか。潔いよ。

あと、言わずもがな、今回の主役はブロリーなのですが、今までの劇場版のブロリーとキャラクター描写が違っています。
昔のブロリーは鳥山明が絡んでいなかったので、新たに先生が作ったのが今回のブロリー。

カカロットしか言わない、ぶちギレキャラより、今回のブロリーのが良いです。

勢ぞろいだった『神と神』と違い、出てくるキャラクターが限られているのもGOODポイント!

そして、新キャラも素晴らしい。

三浦大知が歌うエンディングももちろん、途中途中に出てくるバトルシーンの上がる音楽も映画を盛り上げてくれます。

そして、とにかく、バトル!×バトル!×バトル!

めちゃくちゃすごいのでとにかく観て欲しい。こんなバトルシーン観たことない。

なので、これは映画館で観ないと人生損してしまう映画案件です。

ちなみに、4DXで観たのですが、最初の部分はテンション上がり、特に悟空とベジータが海で闘うところとか、水しぶきが一緒に出てすごくよくて楽しめたのですが、
ラストのバトル30分は正直疲れてしまいました。

これは音が良いIMAXで観た方が楽しめたのかも。

ドラゴンボール世代の人は必見!(逆にドラゴンボールに思い入れがないひとは微妙かも?)
ゆっけ

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