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1987、ある闘いの真実のひゴルのレビュー・感想・評価

1987、ある闘いの真実(2017年製作の映画)
5.0
1980年の5.18光州民主化運動(光州事件)を描いた映画「タクシー運転手」と一緒におすすめ。

群像劇


軍事独裁に終止符を打つことになったいわゆる、『6月抗争』に繋がった、1987年のソウル大学生への拷問致死事件の映画化。


カルト的なデビュー作「地球を守れ!」で鮮烈なデビューを飾り、単独作は14年間で僅か2作しか撮っていないチャンジュナン監督の社会派映画。

口コミのみで上映館を増やし700万動員というこの映画..まず登場人物の面々が凄ましい。


「チェイサー」と「哀しき獣」のキムユンソク、ハジョンウが今回は追う追われる関係ではなく、狂犬同士で互角に張り合う関係。凄い迫力。女子大生役のキムテリ、カンドンウォン、他にも実在した人物になりきり映画を引っ張ってる登場人物だけでも歴代最多クラス。俳優の名前を連ねるのもしんどいくらい..みんな素晴らしかった!!


多くはノーギャラで出演したという..

韓国映画史に燦々と輝く大傑作の誕生です!!🎆🎆🎆
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