なすび

1987、ある闘いの真実のなすびのレビュー・感想・評価

1987、ある闘いの真実(2017年製作の映画)
3.0
これはもうね…とにかく重中の重…開始20分くらいでもう軽く胸焼けしてもうて、それからはずっとそれの連続や。見るのもキツイ目を覆ってしまいたくなるシーンや胸がいっぱいになるシーンが沢山ある。ほんまになんでこんなに重い映画韓国は作るんやって思うけど、実際に30年前にこんなことが起こってた、そう考えると鳥肌が立って、今こうやって韓国は民主化して暮らしているけどたった30年前にはこの生活を得るために犠牲になった人もおるし払った代償も大きいんやって気付かされた。今こうやってk popカッコいいとか韓国旅行行ったりすることができるんも、全てはこういう民主化運動のおかげなんやなぁて感慨深すぎた、ほんまに、ほんまにほんまに鳥肌やった。そして自国の闇であり恥部をこれだけ晒せるようになったということもまた韓国が1つ前に進めている証拠やし、ものすごい熱量で語られていくけど、これ以上に実際はものすごい熱量の現実だったんだろうって思う。学生運動を経験して今活躍してる映画監督韓国に多いけど、彼らの表現する暴力や哀しみに嘘がないのは当たり前だった。とにかくこの映画を含め韓国という国や韓国人に対しての見方が全く変わってしまった。すごい、自分もまだまだ勉強不足、知らないことだらけである。

いやもうとにかくスゲー熱量やし一瞬も気を抜くことができん緊張感の中めちゃくちゃ登場人物多いわ目まぐるしく展開していくわで見るの疲れた!見終わったときぐったりやったし映画館出ていく人みんなそんな感じやった、久しぶりに目の前の映画に圧倒されて生気を吸いとられた(クストリッツァ以来)早くこんな闘い終わって欲しい、と思いつつどんどん泥沼化して逃げ場がなくなっていく中ででもいきなり訪れる終末…こうなるより他なかったとは言えど、人の死に対して処罰を受ける方はどこか空虚であっけらかんとしていた

あいごー…ちんちゃ…(いきなりの韓国語かぶれ)

この映画出てる俳優めちゃくちゃ多いしオールスターやから語ること沢山ありすぎて大変なんやけど、とりあえずいけるとこまで話す!

ギェェェェェェェェ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!例えこの映画がどんなクソ映画だろうと300分あろうと見てた要因となった私の推し俳優ハジョンウ!!!様!!!オッパ!!!!が!!!あいご!!ちんちゃ!!!カッコいいいいいいいいい!!!!!!!!!!!!!(元からかっこいいけどこの映画ではどんどんかっこいい)まじでか、まじでかっこいいわぁぁぁぁぁぁもうハジョンウ当時シーンからかっこよすぎてわたくし頬を赤らめキャッっと心の中で叫んで顔を覆ってしまったわ。定番のスーツ似合うし長めのトレンチコート似合うし(私の中ではアランドロンばり♡)めちゃめちゃキザてかくさいセリフもハジョンウなら許せちゃう♡その駄犬うちで飼わせていただきます♡もーう温泉でのシーンとか美味しいしとにかく目、愛らしい♡タレ目、かわいい♡なんで自分こんなにハジョンウ好きなのかわかんないくらい、すきぃ。かっこいい、みんな惚れてしまうわぁ!韓国の正義はハジョンウよね♡

キムテリ嬢のツンデレキャラ決定。

奇跡の37歳カンドンウォンは大学生に見えようが見えまいがイケメンなのでみんな恋に落ちます。

ソルギョング体張りがち。1人だけ目のギラつき方がえぐい、やはり「ペパーミントキャンディ」を経験した実力者。

ユヘジンかわいそすぎてほんまに辛い。オダルスに代わる韓国の愛されブサ妖精おじさん。

てかオダルスも出てた、悪いことしちゃった元祖妖精。

パクヒスンの顔何気すき。ノーブルマン リーくんに少し似てる(誰かに伝われ…)

ムンソングン、ホンサンス映画でよく見るおじさん。悪いおじさんの役してた。

韓国のブサイク俳優はほんとにこういう映画で生きるから好き。でもずっとそいつらばっか見てたら胸焼けするからたまにテリちゃんとカンドンウォンパートが必要やねん。

この前ソウル行った時泊まってたホテルがあった永登浦に刑務所があったり新吉とか行ったことある地名が出てきてドキドキした。

カンドンウォン、キムテリ、片方だけ靴脱げすぎやろと思うたけど、そこはお愛嬌やんな…笑

最後に…ハジョンウあんま出てこんけど、そこもまたハジョンウbigな俳優になったんやな、貫禄感じて愛おしくなったわ♡
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