原作を読んで、とってもよく出来た物語だと感心していました。
ただ可愛らしい女の子の夢が詰まっているだけでなく、それぞれの家庭の問題、（オンネリは両親が別居中、アンネリは大家族過ぎて両親はまともに子どもたちの相手をしてやれない）そしてお隣の孤独なミセスと心を寄せていく様など、人間模様があり、そして夢があり、事件がある！思いのほか読み応えがありました。
映画は原作をアレンジして、現代っぽくなっているんだけど、ちっとも嫌な感じがしなく、自然で楽しいストーリーでした。ラストはそれぞれの登場人物への愛と赦しがあって、なかなかどうして、腑に落ちました。
しかし何より、幸せな可愛いさが映像中から溢れ出て、女の子と、もと女の子ならみーんなHappy✨になってしまうはず！お家、お庭、家具、食べ物、どれをとっても原作でとても素敵に描写されていたから、きっとセットも衣装もスタイリングはたいへんだったろうなぁ。もちろんキャストも！
でも、やっぱり北欧、ヨーロッパのテイストだから、可愛いだけでない、シンプルな品の良さがあった気がします。
もう一度見に行きたいし、やっぱり原作欲しくなった！
