このレビューはネタバレを含みます
全体的にスリリングでハラハラして良かったんだけど、ラストの方でヘッドショット喰らって生きてるのはまだ許せたとしてもそこからだいぶ離れた車にヘロヘロの人間が追いつく所でなんか冷めた。。。
車が夜から朝、太陽照り照りになるまで走ってるということは相当走ってるわけで、そんな距離を追いつけるなんて元気もりもりの五輪ランナーでもキツくない???
あと、ヘリも追いつくのめちゃくちゃ遅くない?
一瞬で蹴散らせるだろうに。
なんかそこまでめちゃリアルな感じで進んでたのに、、、って感じ。
もっと言えば、振り返るとマフィアの娘も銃撃戦から抜け出して歩いて逃げる中で、現場から逃げてきた車よりも大分先回りした地点に行ってるのもおかしいやろ!とは思った。
ちょっとそういう所の整合性が合ってないのがめちゃくちゃ気になった。
ラストもどうやって生き延びたんや!!!とか。
次回作があるとしたら、あのギャングをどうにかして利用するんだとは思うけど、なんか良くわからなくなってきた。
(あの闇夜の群衆の中からデルトロを見つけて上に報告する観察力や洞察力はウソだろ??と思ったけど、逆に言うとめちゃくちゃ才能がある可能性もありますよね、優しい目線でフォローすれば。笑
なので、そう考えるとラスト、スカウト?に来たのも頷ける。
あそこ、あの後拷問して殺すんかな?と思えるけど、そもそも目隠しされてるからあのギャングに撃たれたかどうか、デルトロはわからないはずなんだよなーとか考えていくと、自分を見破った能力を買って、調べに調べてあのショッピングモールに辿り着いたんかなぁと思いました。)
アメリカとメキシコの国境での問題は凄く興味があって、麻薬カルテルの話も興味があって、ストーリーの土台はめちゃめちゃ興味深い作品だし、展開も凄く練られてて最後まで全然観れるけど、上記のようなちょっとした事だけどめちゃクチャでかい矛盾がある事でせっかくのノンフィクション感が台無しになってるなーという印象。
んーーー!惜しい!!!
ので点数低めにしてます!!!
マフィアの娘がデルトロの家族が殺されてる事を知ってたのも謎だったし。
なんかちょいちょいよくわからんところがあったのが気になったので。
そらにしてもデルトロの鬼気迫る演技凄いなー。
あと、自爆テロ怖すぎ、、、!!
後で書く。