daisak

ボーダーライン:ソルジャーズ・デイのdaisakのレビュー・感想・評価

3.9
ヴィルヌーヴ×ヨハンソンによる人類史におけるマスターピースのひとつである前作との比較はナンセンスだと、そこまでの期待はかけずにデルトロアニキのサグっぷりでも観てやろうと構えずに観に行った本作。
前作同様冒頭から不穏な乾いた空気感、緊張感。
FPS好きにはたまらん、手際良い殺し方。
最後まで気を緩める事が出来ない展開。
そしてヨハンソンによる〝the beast〟をまた映画館で聴ける喜び!
アレハンドロの不気味な中にも人間味が垣間見える役柄が掘り下げられてるところも良かった。
重厚さと芸術性は劣るものの、その分無骨さは増していた。最後までスケールのデカいサスペンスVシネ感は払拭できなかったが、十分満足!
最終章とされている第3部への期待が膨らむ内容でした!脚本イケてる!
エンドロールでdadicated johann johannssonと出てたけど、いやこれdadicationされてもー!とはなった。
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