エミリー・ブラント主演の映画の続編もの。今回はデル・トロが主役です。
前作と比べるのはフェアではないかもしれないが気になった点を２つ
まずエミリー・ブラントの不在。前作もメキシコ麻薬カルテという視聴者からしてみれば未知の世界の話だった。しかし彼女の目を通して新しい発見をし、またとんでもない所に放り込まれた彼女の安否を心配するからこそサスペンスが成立します。
今作はというと全員がプロです。カッケー✨っていうシーンはあるのだが、どこか感情が欠けるというか、私はあまり乗り込めなかった。
２つ目はデル・トロのキャラが別人に感じられた。ある意味非道なキャラだったのだが、今作ではかなり丸くなってます。彼のキャラとしての成長ということなのでしょうか？それでも描写がイマイチで、素直に受け入れられなかった。
決してつまらなくはなかったのだが、期待は大きく下回りました。ショットも美しく、低音のよく効いた音楽も素晴らしいです。
ただ前作は見終わった後でも気持ち悪さが脳に残り善悪の境界を考えさせられたが、今作は言っちゃえばただのアクション映画に感じられた。
それと最後に…ラストの展開はぶっちゃけクソです‼️笑
