KUJIRA

ボーダーライン:ソルジャーズ・デイのKUJIRAのネタバレレビュー・内容・結末

3.0

このレビューはネタバレを含みます

前作が傑作だっただけに期待したが、何と言うか別物に仕上がっている。ドヨーンとした重苦しい雰囲気は健在。戦場に放り込まれた様な臨場感も継承している。足りないのはエミリー ブラント。あの存在感と演技力はもちろんだが、作戦の目的やら何やらが分からず混乱する視点で描かれる事で、観客は混沌の世界に放り込まれる。この要素が足りない。何なら作戦の目的や裏の意図などを先に台詞で説明してくれる。
そのせいで、話の起伏が足りない。

戦闘に迫力はあるが、回数が足りない。荒野での奇襲攻撃を受けた攻防は圧巻。

ベニチオ デル トロが撃たれた時は「ふざけんなよ!」と怒り心頭だったが、まさかの復活。そう言う所がリアルな作風じゃなかったっけ。ちょっと頬の辺りだから生きてるかなって期待したのも事実。

それにしても少女が良い。彫りの深めの顔。意思の強そうな表情。髪切ったら、さらに際立った。

イキがってるガキにイラついた。デル トロ 撃った段階で死刑の気分だったから、ラストでラクワクしたのに、まさかのスカウト?

前作復習せずに観てしまったが、ラストで処刑した家族は何だったか忘れてしまった。あれがボスだと思っていたが、違ったらしい。
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