今年1心臓がバクバクした...
ドゥニ・ヴィルヌーヴから監督が変わって勝手に心配していたけど完全に余計な心配でした。
確かに前作よりは大衆感が少し増したけど、前作とはまた違った緊迫感があってまたそれがすごいし、何気ないところで見せつけてくる現実の残酷さが恐ろしい。
初っ端の自爆テロシーンは特に心臓に悪かった。あのワンカットはなくてもストーリーには関係ないし、十分自爆テロの悲惨さが伝わってくるのにあんな場面を入れてくるとかテイラー・シェリダンの脚本は恐ろしいね。
前作では無敵の上司だと思っていたあの二人までさらに上の人間からの理不尽に苦悩している姿はなんだか普遍的な社会の構図を見せられている気がした。
これを見ることでさらに前作の評価が上がる。
こっちの方が劣ってるから良く見えるとか悪い意味じゃなくて、相乗効果で評価が上がる良い意味です。
なのでスコアはこっちの方が高いけど、今前作のスコアをつけるならもっと高いスコアになると思います。
封切り日にやってた二本立て上映行けば良かったなあ...
後悔...