ずっと気になっていたが見ていなかった作品。
ある雑誌で映画監督が絶賛していて、やっぱり見なきゃって思い見てみたら
満足しかない出来!
完全に見落としていた。
見終わった後、こういう映画好きそうな友人に見た?見てないならすぐ見てって伝えたくなるほどの完成度。
って、これ続編であることに
この2を見た後に1があることを知る。
似たジャケットがあるなと思っていたけど
あれ1だったのね〜状態。
すぐに1も見ます。
デルトロますます好きになったわ〜。
後日1「ボーダーライン」を見て。
このボーダーライン ソルジャーズデイは
ボーダーライン2とされているが
2は完全なるエンターテイメントであり
映画の本質は1と2とでは全く違った。
1はもっとしっとりとスローに問題定義や人情描写が描かれていたと思うけど
2はエンタメ色を強くだし疾走感とドンパチ感が強い作品に。
好みの問題だが2の方が大好物でした。
そして1番気になるのがタイトルで
原題はシカリオ
1の冒頭でシカリオの語源は熱心党
武力をもってローマ帝国の侵略に対抗した革命的組織と説明があり
これはアメリカ側から見たらメキシコマフィアのことだし
メキシコ側から見たら完全なアメリカのことだし
シカリオのもう一つの意味
暗殺者も
デルトロのことでありアメリカのことであり
メキシコマフィアそのものの名称でもあり
で
原題のほうがやはり内容を深く感じることができる。
だって無差別に殺しちゃう、恐ろしいことすぐ考えちゃうアメリカも
なかなかの殺戮者じゃーんてな具合に。
一方邦題のボーダーラインも
国境間問題と
何より国境を使った演出が素晴らしく興奮材料になっているので
これはこれでなのだが
誰をさしてのシカリオなのかという
タイトルから見れる問題定義は
ボーダーラインだと少しボケる印象を感じた。
つらつら書いたが
1も2も素晴らしい映画だった。
最高!
そして大好物。
これを見るとデルトロのこと3倍好きになること間違いなし。