ぐりふぃー

ボーダーライン:ソルジャーズ・デイのぐりふぃーのレビュー・感想・評価

3.8
2019/12/15
・重低音が聞こえるとそこはもうカルテルとの戦場

前作同様に、若干視聴者を置いてけぼりにするストーリー展開は健在。
しかし、より分かりやすい構成になり、
銃撃戦のシーンも増えたように思う。
戦闘シーンはイマドキのカッコイイ銃(詳しくはないが 笑)を使っていて、素直に見入ってしまう。

前作と異なり、
ドラッグ撲滅、カルテル殲滅。
と言うよりは良くも悪くもアメリカCIAの色が濃くなり、陰謀めいた作品になっている。
前作とのストーリー上の繋がりはないので、本作から見ても問題ないと思う。

ストーリー的に少し、尻切れトンボ感があったため、3.8だが、
綺麗な画面に不安を煽る効果音、
メキシコの警察官の信用出来なさ、
沈黙の多いアレハンドロ、
この映画にしか描けない世界観がそこにはあり、満足できる作品だと思う。
ぐりふぃー

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