Yukiko

ボーダーライン:ソルジャーズ・デイのYukikoのレビュー・感想・評価

4.0
2020年3月30日
『ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ』 
          2018年アメリカ・イタリア制作
監督、ステファノ・ソッリマ。

アメリカの国土安全保障省は、アメリカで起きた自爆テロは、
メキシコの麻薬カルテルが絡んでいると憶測し、
CIAに所属するマット(ジョシュ・ブローリン)に、メキシコ
の麻薬カルテル撲滅を依頼する。
マットは、アレハンドロ(べニチオ・デル・トロ)を雇い、
麻薬カルテル同士の抗争を誘発する為に、カルテルのリーダー
の娘イザベル(イザベラ・モナー)を誘拐、拉致し、他の
カルテルの仕業に見せかけた偽装工作をする。
しかし、メキシコの警察の攻撃を受け、銃撃戦となる。
その最中に、怖くなったイザベルは車から抜け出して、
隠れ場所を探す。
アレハンドロはイザベルを探す為、一人メキシコに残る。


ちょっと怖い話ですねぇ~。
アメリカの政府の作戦変更、アレハンドロもイザベルも殺せ!
なんてあんまりだ!

マットの攻撃の仕方や、国境での行け行けGOGO!!の
やり方は、まったく強引であり、頼もしくもあり、強い
リーダーシップを感じる。

そのマットに見放されてしまったアレハンドロ・・・
しかし、タフマンだ!

イザベルとミゲル、少しだけ希望がある終わり方。

映画としては完璧で、見応えがある。
荒涼とした景色の中で、殺し合うことの虚しさ・・・
Yukiko

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