ちぃ

マルクス・エンゲルスのちぃのレビュー・感想・評価

マルクス・エンゲルス(2017年製作の映画)
3.8
俺ちゃんの超ハイテンションからお次は単館上映のカタそうな作品に飛んでどうした?って思われそうだけど、公開前にポスターを見かけて気になってたんですよね。

「マルクス主義って共産主義的な何かでしょ?」ってレベルだし、エンゲルスに至っては名前も聞いた事無かったし、劇場来たら来たで後ろの席に『安倍内閣は退陣せよ』ってプラカード持ってる人は座ってるし、「え?そ、そういう映画なの…?」ってだいぶ構えて観た割には普通に歴史ドラマとして楽しめました(しかもマルクスとエンゲルスの関係性がアツい…!)。
まあ、「英語でOK」ってFワード混じりでキレたメアリーの気持ちはよく分かるけどね。

「全ては変遷する。(雇用者と労働者のパワーバランスも)普遍ではない。」というマルクスの言葉。
21世紀の今も具合の良いところに収まったと言うことはなくて、だから「俺らが若い頃は…」って文句はナンセンスなんだって事は声を大にして言いたい。

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