このレビューはネタバレを含みます
超絶大傑作の前作を受けての続編。
文字通りEverything is Awesomeだった前作だっただけに、ショージキ続編はキビシイかな…と思っていただけに、まさかの「すべては最高…じゃないけれども…」という回答で来るとはw
前作の構造がアタマに入っていると、どうしても裏読みしてしまい展開の衝撃度は1作目にはどうしても及ばないし、LEGOがグリグリ動くビジュアル的なインパクトもやっぱり初見時に比べれば落ちてしまうので、一作目より面白い!にはならないのだけれど、それを前提としてもテーマをそこに持っていくんだ、という潔さというか、最適解だな、と思う。
前作のテーマがLEGOの本質であるクリエイティビティに関しての考察でもあったように、色や形が違うブロックが結合して、なにかを創造していくLEGOを通じて、多様性の理解と融合の可能性に関しての寓話になっているのがホント見事過ぎる。
あと、個人的には「オトナになれない男の子」というテーマは身につまされてw
まぁ、そんな屁理屈はともかく、パロディ満載のフィル&クリスの畳み掛ける様なギャグの速射砲を浴びているだけで十分楽しいんですけれどねー
クリス・プラットによるクリス・プラットいじりのヒドさよ(最高)
今回は映画、音楽ネタ多めですかね。まさかエリオット・スミスって名前を本作で聴くとは(SWやマーベルネタが後退したのは劇中でもネタにしてるけれどディズニー側の大人の事情すかね。シュガーラッシュともかぶるしなー)
あと、サウンドトラックに関しては前作からパワーアップしてるかも。激キャッチーなその名も「キャッチーソング」とか。エンドロールのロンリーアイランドが客演しているベックの曲も最高過ぎるw
ティファニー・ハディッシュのミュージカルナンバーとかもヤバいw