あしたか

レゴ(R)ムービー2のあしたかのレビュー・感想・評価

レゴ(R)ムービー2(2019年製作の映画)
4.2
[あらすじ]
ブロックシティが襲われた事件から数年後、街の秩序が崩壊し荒んだ世界--。いつも明るくちょっぴりおバカなエメットの前に現れたのは、謎の宇宙人。ルーシーと仲間たちを、連れ去ってしまった!仲間と“フツー”の日常を取り戻すため、誰よりもごく“フツー”なエメットは超フツーじゃない宇宙へ!? またもや“選ばれし者”になったエメットの戦いは、前代未聞の領域へ。ヤバいクイーンが支配する“すべてがミュージカル”な惑星で一体なにが起こるのか?(dTVより)


ギャグ★★★★☆
感動★★★★☆
アクション★★★★☆

超傑作『レゴムービー』の続編。今回も安定の面白さ!!
前作のラストから始まるので前作の鑑賞は必須。ストーリーの理解の為という意味でもそうだが、見ておかないと突然の実写パートに付いていけないと思うので。

妹が操る新しい玩具たちが強すぎる為に全く歯が立たずブロックシティは蹂躙されるがままとなり、5年後にはマッドマックス化してしまうという冒頭だけで既に大笑いできる。

1作目にあった強みを今回も引き継いでいる。フルCGレゴ世界、30秒に1回のギャグ、高速レゴブロック遊び、様々な映画の小ネタ、愉快な音楽、声優の演技(吹替版を鑑賞)、派手なアクション、そして最後に待つ思いがけない感動。そうそうこれだよと抜群のテンポとパワーに手を叩きたくなる。この万馬奔騰の勢いこそがレゴムービーの最大の魅力。
前作でお馴染みのキャラクターも引き続き登場。
今作の新しい要素としては舞台が宇宙であること、SFテイストのストーリー、ミュージカルシーンなどがある。ミュージカルは良いスパイスになっていたと思う。

今作で新たに提唱されるテーマも前作から進化を遂げており、見事であった。
「すべてはサイコー」は「すべてはサイコーじゃない(けれど…)」に変わり、親子愛は兄妹愛へと変わる。
単なる同じことの繰り返しをせず、新しく描くべきことを描き、感動させる。ピクサーアニメーション並に偉大なことをやっているなと。
特に前作であれだけ「全ては最高である」と叫んだのに今回はそれを否定するところから入るというのは、斬新で恐ろしくて中々出来るものではない。ふざけているようで実はとんでもなく作り込まれているこの世界観には今回も唸らされた。

前作を好きな人なら今回も楽しめることは間違いない作品に仕上がっている。
是非この勢いそのままに3作目も製作してほしい。


P.S.次回作ではお仕事社長の出番を増やしてください