このレビューはネタバレを含みます
愛は狂気だ、って映画です。
整理しますとこういうことでしょう。
この10年間、3人は姫と3人だけの国(仮想空間)を作り、姫を守る騎士のアバターとして生きてきたのですが、実はその国には、いまだ姫は存在していなかったのです。姫はあくまでも現実の存在、3人にとってはただ覗き見ることしか出来ない存在だったのです。
そこに現実にしか存在しない借金取りが乱入することで仮想空間に亀裂ができ、姫を垣間見ることが可能となり、現実では結ばれるはずもないにかかわらず、龍馬は境界を越えて脱落、ブラピには髪の毛が実在するものにしか見えず食べられず脱落、尾崎のみが髪の毛を仮想のものと認識する(思い込む)ことができ、ついに姫を仮想空間に呼び込むことが出来たのです。
https://www.movieimpressions.com/entry/2018/07/17/213317