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君が君で君だのmasのレビュー・感想・評価

君が君で君だ(2018年製作の映画)
5.0
観た後様々な感情が湧き上がり混乱して言葉がなかなか出なかった。
すごい。ただ、すごい。そして、1度、いや2度3度観るべき作品だと思った。
あらすじを簡単に説明すると「3人(彼氏含め4人)の男が一人の女の子を好きになる話」であるが、観てみると思っていたのと全然違った。全員が女の子を好きであることは間違いないが、一人一人の愛の始まり方、愛のあり方、愛の行方が全然違う。何度も観て一人一人に焦点を当てて鑑賞したい。
愛のあり方、好きとはなにか、色々なことを考えさせられた。

作中に向日葵が何度か登場するが、これについて監督は意図した訳ではなくただ向日葵しかないと思って向日葵を採用したらしいが、主演の池松さんから「向日葵の花言葉ぴったりですね」と言われてその時初めて向日葵の花言葉を調べたら映画とぴったりであったそう。偶然らしい(舞台挨拶にて)。向日葵の花言葉も踏まえて映画を鑑賞するのも良さそう。

今年みた邦画で1番と言える映画かもしれない。いい作品に出会えてよかった。
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