このレビューはネタバレを含みます
君が
君であるから
君なんだ。
では、その「君」に対して
「僕」はどの位置にあるべきか。
「僕」が関わることで
何らかの変化が生じてしまった「君」は
「君」なのか
......
凄かった。
今の僕にとっては凄くいい映画でした。
お行儀のいい恋愛モノを観るより
この作品のように極端に振り切れてる方が
人を愛するということについて
色々と考えさせられました。
何度か見直して、
作品の隅々まで堪能して、
自分自身を見直してみたい。
自分の中で失われた何かを取り戻したい。
そう思わせてくれました。
決してここの登場人物たちと同じようにはなりたくないと思うんですけど
共感できるところもあって。
でも彼らみたいになっててはいけないと思って。
きっと評価はいろいろなんでしょうけど、
僕はこの作品が大好きです。