端的に言えば、シンガポールの優雅な舞台で繰り広げられる、ソープオペラ(昼ドラ)という印象。
ニューヨーク育ちの中華系アメリカ人の主人公がシンガポール華僑の御曹司の心を射止めるまでに、義理のお母さんの嫌がらせや、周囲と嫉妬に邪魔をされ…。
というストーリーを見てると「そんなにいじめないであげてよ〜泣」と思ってしまう。
だからこそ、最後のどんでん返しを見るとスカッとするんだろう(勧善懲悪的などんでん返しではないよ)。
月下美人を愛でる為だけの豪奢なパーティや、熱帯雨林の中で愛を誓い合うようなウェディングなど、うっとりするような見どころシーンもたくさんあるし、ストーリーも分かりやすいから、頭を使わないで気軽に映画を見たい時にオススメな一本かな。