勧められて鑑賞。
王道のシンデレラストーリー。
ヒロインは確かに
美女でもスタイル抜群でも
家柄が良い訳でもない、
シングルマザーに育てられた
大学で経済学を教える普通の女性。
シンガポールで知らない人は居ないほど
超絶リッチ(クレイジーリッチ)なお家柄の
ニコラスとNYで出逢うが、
彼女は彼の素性を知らぬまま交際していた。
どこでも色眼で見られる環境にうんざりしていた彼には
一人の男性として普通に接してくれるレイチェルが愛おしく、彼女をとても大切にしていた。
友人の結婚式へ出席するためシンガポールへ、その際に家族へ紹介したいということでレイチェルを連れるニック。
着いてからは、華やかな女性達と
姑との闘いに悪戦苦闘。
友人や家族のサポートにより
幾つかの場面は乗り越えるが
何度も挫けそうになる。
最終的には別れを決意するが、
彼女の持つ強い意志から
何かを感じ取った姑は
最終的に…。
美しく優しく
経済的に自立しむしろ裕福で
社会的地位も高い女性であっても、
浮気されてしまう。無情。
しかし別れ際
アストリッドが情けない元夫へ放った
「臆病者をどんなにおだてたって
一人前にはならない」
という強い言葉が格好良かった。