トムトム

ラブライブ!サンシャイン!!The School Idol Movie Over the Rainbowのトムトムのレビュー・感想・評価

2.5
年末年始に我が家を襲ったインフルエンザ禍も終息してやっと映画館に行けました。
2019年の映画初めはこの作品です。

実は「ラブライブ」のTVシリーズはほぼ観た事がありません。
前シリーズと今シリーズのキャラクターをシャッフルしたら並べ直す自信は無いくらいの知識です。

前作の「ラブライブ!The school idol movie」を公開初日の初回に全くの知識無しで観に行った時に感じた観客と自分の熱気の差というのが意外に楽しかったので再度チャレンジしました。

OPからスマホでの写真OKのフォトセッションが始まり周りの観客が皆撮影し始めていきなりファンとの温度差を感じました。

スクールアイドル部という部活が存在する世界でトップを目指す少女達の物語ですが今作は卒業した三年生の存在とこれからの自分達に悩む物語です。

谷口が抜けて喪失感に空回りする丸井と五十嵐世代の墨谷二中みたいな感じといえばオッさん世代にもわかりやすいかと思います。

ただ今作はすでに解決した問題を蒸し返しているように感じたのですがどうなんでしょう。

キャラクターが多く、人気もあるから仕方がないのかもしれませんが皆にセリフを喋らせる為に学芸会の割りセリフ感を強く感じてしまいます。

前作の映画と同じく前半と後半が分割されていて前半部にあまり存在意義を感じないとう問題があります。

前シリーズは前作の映画を観た後に何話か観たのですがアイドル部という部活を活かした展開があまり感じられませんでした。
部内のレギュラー争いや大阪代表のラフプレイアイドルや秋田代表のアクロバティックアイドルと戦ったりする展開が描かれるのかと想像していました。

世界的に男の助けを必要としない自立した女性が主人公の映画が増えていますが今作は世界に対して先進的なのか後進的なのか背景くらいしか男性キャラが全く出てきません。

観終わった僕の推しメンは「〇〇ズラー」と殿馬の様な喋りの女の子です。
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