だま

万引き家族のだまのレビュー・感想・評価

万引き家族(2018年製作の映画)
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この家族の絆を信じたいと思いながら。彼らの在り方をとても受け入れられないとも感じる。でも彼らには他に選択肢が存在しない。遣る瀬無さが募る。途中から気持ちが追い付かなくて苦しくて。泣く事さえできなくなった。とても消化し切れない重み。心の奥でずっと何かが燻っている。

彼らの存在感があまりに生々しくて。余計にしんどかった。そして何より安藤サクラさんの圧倒的な感情の放出。彼女の笑顔と涙が痛いぐらいに胸に刺さって。子どもを抱き締める姿があまりに哀しくて。たまらず涙が溢れた。
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