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万引き家族のouch128のネタバレレビュー・内容・結末

万引き家族(2018年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

2018.06.03

家族ってこういうものだよね、っていう色んな人の捉え方が見える映画。身近なのに各々答えが違う重いテーマに正面から向かっていっているような。

池脇千鶴の、教科書にそう書いてあります、みたいな母親像も正解だし、そこに対峙する安藤サクラのボロボロの主張も正解。あそこで自分の正義を振りかざせないあたりが、母親なり家族の難しさなんだと思う(面接?のシーン)。

中〜終盤で覆されるものの、冒頭の食卓はどう見ても所謂「家族」にしか見えない。
全編を通して抉ってくる「家族」ってなんですか?という問いに対する回答は言わずもがな人それぞれ。ただ、一番それらしい答えはやっぱり安藤サクラそのものなのだろう。だからこそ、クライマックスの「じゃあね」が活きる。

しかし夏とそうめんは何故こんなにもエロいのだろうか…
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