このレビューはネタバレを含みます
色んなものの「万引き」で繋がってるわけだが、家族なんて何で繋がってても家族なのではと思った
優しくしあえるのが家族、それだけじゃだめですか?
家族だって1つの社会集団なのだから、他の社会の規範からみようとしたらわからないことだってあるのに
去ってくバスを追いかけるシーンって、ありそうで実際はないと思ってたのだが、この映画ではすごい自然にバスを追いかけてるように見えた
けど、走っても届かせないリアリズムには泣けた
そして、しょうたは車内から振り向き、口パク、、、、
血が繋がってれば離れられないのだが、、、、、、
けど、血以外でも家族として繋がれるってのをあのシーンで強く感じた
ただ子供たちの未来に責任が持てないのが悲しい、、、
血の繋がりが、、、、
他の監督の作品だと、家族同士でこういうとこ似てるなとかこういうとこは父を引き継いでるなとかって感じるんだけど、この映画の疑似家族ではそれを感じなかった
むしろ、他の家族の存在がどうしてもちらついてた
だから、父は子供に万引きという行為を教え、引き継ぎたかったのかな
あとこういう内容をコミカルに仕立てられるのすごい
映画的な要素もちょくちょくはいってたりもあるし演技もだし
もう一回誰かと一緒に見て延々とこの映画について話したい