このレビューはネタバレを含みます
誰かが捨てたのを拾ったの
捨てられたものが寄り集まった家
偽の親を選べるのと同じように本当の親を選ぶ権利もある
あの塊を家族と捉えるか、それでも意識の底で他人同士の集まりと捉えるかで色々考えが変わるなあと思った
「自分たちはいいことをしている」と信じる法の正義で殴る人の顔はとても醜く見えた
家族じゃなくても心底信じたり居場所と思える場所があるといいのかもしれない
風俗の源氏名が本当の両親元で暮らしてる妹の名前だったり、遺体埋めるという発想だったり、
端々で垣間見得るものの業が深い
生活感がすごいなって思った
家族同士の会話もあ〜わかるあるある!みたいなテンションというか掛け合いでめちゃめちゃ馴染んでいた
観客の年齢層結構高かったけど笑うとこじゃなくね?ってとこでめっちゃ笑い声聞こえたり携帯見てたり喋ったりで、いい映画だったのにマナー悪くてめっちゃ邪魔されてしまった
なんか関係ない世界の出来事だと思ってんのかなあ
確かにフィクションだけど、あれは問いかけでもあるはず
また落ち着いた頃にリベンジするかも