万引き家族のこうたのネタバレレビュー・内容・結末

カンヌ映画祭 パルムドール受賞に釣られ期待して見に行きました。是枝監督の映画は初めて鑑賞します。
正直期待しすぎましたね。
とにかく役者の演技が皆凄いということしか残りませんでした。
役者さんは誰一人として芝居をしている感がないですし、自然体な演技で有り体の家族がそこにいました。しかし、貧困家族の日常を淡々と見せられているだけで特に大きな起伏もないので退屈でした。
随所に挟まれる食事シーンで異常に腹が減りました。その何気ない食の描写が生活感をリアル且つ自然に表現していると感じます。
つまらないわけではないが、考えさせられるものはあったといった感じでしょうか。
「産まなきゃ母親にはなれないでしょ」と悪気もなくサラッと言ってしまえる女刑事が一番残酷だと思いました。