家族をテーマに映画を撮り続けている是枝監督の集大成といった作品。圧巻の内容でした。
血は繋がっているけども心が繋がっていない家族が多く悲痛なニュースが多々ある現代でこその強烈なメッセージが伝わりました。
現代の行政の仕組みで正しいと言われている価値観が本当に正しいものなのか。。
子供にとって一番必要なものはなんなのか、小さい子を育児している自分としては凄く考えさせられた。
本当の親じゃないリリーさんや安藤サクラさんの役柄は世間から見て正解ではないのかもしれないけど、人間としてはどうだったのか。ガッツリ爪痕が残されました。
樹木希林さんの海での口の動きはまだ解読出来ませんが気になります。
間違いなく監督のベスト作品かと思います。
個人的には安藤サクラさんの演技が振り切れて良かったと思いました。取り調べの時の演技は役柄と完全に同一化されていた。。スゴイ。
