yukarainen

万引き家族のyukarainenのネタバレレビュー・内容・結末

万引き家族(2018年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

虐待出てくるってだけでチキンなので見ないでおこうと思ってしまいました。

最近の事件と結びつけて考えてはいけないのだが。

この物語は、最後には社会的に正しい状態に戻したんだが、誰も幸せにはなってはいないように見える。

そして、はたして本当に肉親といるから、住んでるから幸せなの?て問題提起された気持ちになった。

小汚い住まいで白菜入りの闇鍋みたいなの食べたり、商店街でコロッケ買い食いしてる時がみんな一番幸せそうだった。

安藤サクラと少年がラムネ飲みながらたわいもない話するところも良かった。

役者さんのうまさ、日本の湿気の多い感じの描写とか、全ての仕事が総じて今回の賞をとる要因になったのだなと勝手に思う。

話少しそれますが、あの小汚いお風呂の感じとか、シミだらけのふすまとか、ガスコンロの年季が入った様子なんか、本当にどうやって再現したのでしょう、、、。スタッフの方々尊敬します。

あーこういう家、あるあるー!て思わず
発言してしまいそうでした。

ちょっと、美奈子と再婚して、南の島に移住したあたりの、ビックダディ(テレビ番組)を思い出しちゃいました(´-`).。oO