このレビューはネタバレを含みます
この映画の最大の勝利は、
ネーミングとポスターではないか。
ポスターを見ると、
単なる平凡な幸せな家族に見えるが、
実際は血のつながりのない家族だった...
その事実を知りぐっと引き込まれていく。
万引きを生活の知恵として
父が子どもに教え、
また教えられた兄が妹に教える。
兄が万引きに疑問をもちはじめたのを
キッカケに家族の形は変わっていく。
お金だけで、
つながっているように見えるが、
深い愛情で繋がっているように思える。
血のつながりとは、
本当の家族とは何か。
考えさせられる映画だ。