1人で劇場鑑賞。
パルムドール受賞作はハマらないことが多い私ですが今回もそこまで…
いやすごい良かったんです。期待していた役者陣(樹木希林、リリーフランキー、安藤サクラ)の演技力。この御三方を観たくて劇場に向かったんですが、彼らに関しては表情だけでの表現すらすごかった。
そして全く期待していなかった松岡茉優ちゃん。彼女もすごく良かった。
特に池松壮亮くんとのシーンは泣きそうにった。母性に満ち満ち溢れていて私も抱きしめられたくなった。
超失礼なこと良いけど、あの子があんなに出来る子とは思わなかった。ただのかわい子ちゃんじゃなかったよ〜!これからも注目します!とりあえず早急に『勝手にふるえてろ』でも観ますね。
一瞬しか登場しない池松くんも流石としかいえない存在感でした。
そんなこんなで俳優達が作った作品だなと。良かったんだけどパルムドール受賞作観たあとにいつも思うこと。
「なんでこれが一番なんだろう。審査員はどの部分を評価して選んだんだろう。」
今回も分からず。
お話は明るくも重い雰囲気でした。
家族とは。自分自身考えることが多い人生を過ごしてるのでこれを観てまた悩み始めてしまった…。本当の家族って何?産んだら皆んな母親なの?
雨も伴いもやもやした気分になった休日でした。観てよかったけどもう観たくない、そんな作品です。遠からず近からずだと『誰も知らない』のが良かったな。これも是枝さんか。温度が似てる。
ちなみにパルムドールだとタクシードライバーが好きだよ!