このレビューはネタバレを含みます
「敵と仇を混同するな」
戦争は、私情でやるものではない。
それは判断力を鈍らせ、冷静に作戦を遂行することができなくなる。
怒り狂った復讐者は、身を滅ぼすだけの獣。
とても興味深い視点で、"戦争と復讐"が描かれていた。
ラストでターニャが、核兵器を示唆するシーンで、窓の外にキノコ雲のイメージが描かれているところでは、もしもこの先そのような未来になったら、この異世界での合衆国はどのような兵器を出してくるのかが気になった。
次はどんな理由でターニャが最前線送りになるのかと思ったら、"言い出しっぺの法則"で命令が下っていて笑った。
劇場用作品ということで、テレビアニメ版よりも随所に力が入っていて、迫力のある戦闘シーンは勿論のこと、"音作り"へのこだわりが格段に増していた。
銃声や爆発音、金属音などの反響の仕方で、その空間に奥行きが感じられ、空中戦にも臨場感が得られるので、ドルビーアトモスの環境下で爆音で観るのを推奨する。