トムトム

劇場版 幼女戦記のトムトムのレビュー・感想・評価

劇場版 幼女戦記(2018年製作の映画)
4.0
第一次世界大戦と第二次世界大戦をミックスさせたヨーロッパをモチーフに魔導士が存在する世界での架空戦記小説のアニメ劇場版です。

アニメ版は視聴済です。
劇場版ならではの高クオリティの戦闘シーンや派手な展開は素晴らしいです。

今作の魅力は上官の命令を無視して市民を助けに行く 他のアニメなら主人公的な行動をするキャラを「無能な働き者」と斬って捨てる様な冷徹な視点と大仰なセリフ回しだと思います。

そのクールで大仰なセリフを13歳の少女がまくしたてるシーンこそが今作のキモだと思います。

正直現代のサラリーマンが幼女に転生して架空のドイツで軍人として世界大戦を戦い抜くという設定がタイトルとビジュアルのインパクトだけに存在していますし、ここに乗れない人もいると思います。

今作の敵キャラであるメアリー・スーが神を畏敬せず人間の理性を信じるターニャに対して神を熱心に信仰して感情を第一に生きる鏡像的なキャラで面白かったです。

そんな彼女をまるで獣だと斬って捨てるターニャの物言いがやはり今作の魅力だと思います。