正直予告から嫌な予感がしてたんだなこれが……「これがあなたの見たかった仮面ライダー」ってキャッチコピーもクソダサかったし。
全体的に突貫工事で作った映画という印象。石田秀範の100分越えの映像作品という期待は満たされなかったな……
100分間ほぼロケーションが同じって映画としてどうなんだ……いや他の東映作品ならこんなこと言わんけどアマゾンズは映像も高水準だったじゃん。日本のどこにでもありそうな風景に潜む怪人たちって画作りが好きだったんだけどな……
シナリオも1は町に怪人が潜んでるかもしれない、2は人が怪人に変わるかもしれないっていうわかりやすい脅威だったのに、アマゾン牧場て……話の小競合い感がすごい。溶源性細胞がバラ撒かれた後のあの世界がどうなったかを俺は見たかった……完結編とか言う前に続編を見せてくれ。
あと映画になってもゴア描写でダサいスローモーションになるアマゾンズの数少ないダサダサポイントがそのままだったのも残念でした。バーホーベンを見習え。このクオリティでゴア描写を売りにしてるのだけは昔から気になってたんだよなあ……
ドラマの方がとても好きだっただけに残念。捻ったことやろうとしてドラマ版のエンタメ作品としての面白さを損なってしまった映画。