あおい

劇場版 仮面ライダービルド Be The Oneのあおいのレビュー・感想・評価

3.8
誰かにビルドされた未来だとしても、この友情だけは愛と平和が生み出した奇跡だから…
Be the one…

「仮面ライダービルド」劇場版。本編最終回目前の空白の時間を描いた作品。確かに胸熱な展開ではあるし、望んでたものではあるけど、どうしても本編とのチグハグ感が否めない。いつものことながら( ^ω^ )

しかも今本編は、カズミンが熱いことになってるから尚更、なんでいまこの2人やねん!って気持ち( ^ω^ )

◎ストーリー
三都に新しい知事が就任。怪しげな3人はなんとエボルトと同族の「ブラッド族」であり、仮面ライダービルドを殲滅し、エボルトとは異なる方法で世界を牛耳ろうとしていた。彼らの魔の手は他のライダーにも及び、ついには龍我をも奪われてしまう。仲間も相棒も失い、落胆する戦兎。そんな彼は、再び戦う意味を自問する。「Love&Peace」、、、

何やねん、「ブラッド族」って!いつと思うけど、無理に本編と関連持たせずにパラレルワールドでもいいよなって思う。そうか「龍騎」みたいな割り切った別オチつけるとか( ^ω^ )

つながりを無視してみるとそれなりに楽しい。ここに来て、全部仕組まれてたとかはなかなか絶望やけど、「Love&Peace」の意味が分かるくだりは欲しかったから良かった( ^ω^ )

つくづく桐生戦兎っていうキャラ設定は重いなって感じた。記憶喪失キャラはいたけど、異なる体に2つの記憶って、、それにサブライダーがまさかの宇宙人。今思うと龍我の変身までが結構時間かかったあたり、怒涛のフォームチェンジもかなり異例やったし、熱いよな。

「エグゼイド」が神作とか言われてたけど、よっぽど「ビルド」の方がおもろいけどな( ^ω^ )

ストーリーとしては、終盤にかけての種明かしと戦兎と龍我がまたひとつ絆を強くする話なので、敵はもう引き立て役でしかありませんでした。ぼちぼち有名な人たちが演じてたんですがね( ^ω^ )仮面ライダーブラッドはかなりカッコよかったけど、変身アイテムの使い回し感がやばい。そんで結局、エボルトがいいとこ食っていくやん( ^ω^ )マスターはほんまに隅に置けないやつだ。

クローズビルドも見た目の格好良さは十分やけど出方が( ^ω^ )クローズビルド缶って何やねん!都合よく使われる美空とさわさん。ギャグパート一手に担うカズミンとげんさん。ビルドは終盤に実現したこの日常感がたまらんよ。頼む!カズミン、退場だけはやめてくれ!心火を燃やして生きてくれ!

タイトルを主題歌とベストマッチさせていくスタイルはさすがビルドといったところ。このままラストまで「Love&Peace」を貫いて爆走してほしい!個人的には久しぶりの当たり作品、楽しませておくれ!

そして9月からくる20周年ライダー「ジオウ」!ついにディケイドを凌駕するやつが来てしまったのか!?見た目的にマイルドなお話な感じするけど、そっちも楽しみで仕方ないですね!でも、毎度のことながら無理やり出た感がすげぇけどな( ^ω^ )

大きいお友だちに向けても、力を入れて作ってくれてるので、ファンは安心して観に行きましょう!

「勝利の法則は決まった!」
「俺のマグマが迸る!」
「心火を燃やして、ぶっつぶす!」
「大義のための、犠牲となれ!」

2018年劇場鑑賞44作目②
あおい

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