と

快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー en filmのとのレビュー・感想・評価

4.3
完璧。大完璧。戦隊映画はいつもオマケ程度なイメージだがそんなことはない。ライダーに匹敵するレベル。しかも、ライダー映画を引き立てる役割も担う。

25話で初めて果たした"共闘"が映画でも行われる。共通の敵に対して一時休戦を決意する圭一郎、お前最高だよ……
VSであるからこそ時に共闘する姿が美しい。これは決して当初の設定を無視し、ストーリー展開や玩具購入を促進する消費主義的働きではない。二つの戦隊が対立する構図があるからこその共闘なのだ……

戦隊夏映画では珍しく、映画専用フォームも作られる。今作は春映画がないためルパパト初の映画であり、気合が入っていたのだろうか。ロボ戦のCGも凝っておりかっこよかった。また、ルパパトは面白いカメラワークが頻繁に登場し今作でもそれが見られた。ぐるぐる回るカメラワークにアクションも臨場感を増す。


まぁココリコ田中がかっこいいやつ扱いされるのはなんだかな……と思ったけどね
と