アンナ・カレーニナの他の映画は見たことがありません。原作も読んでいないけど、筋だけは一応知っています。だからかもしれませんが、なかなか満足度は高かったです。
アンナの義妹キティーのストーリーが消えていることに批判もあるみたいですが、映画としてはアンナに焦点を絞って正解だと思います。複雑でユラユラする心理が十分に描かれていると感じました。
途中途中、ワンシーンが一幅の絵って感じのシーンが多く綺麗でした。アンナの女優さんは、正面よりも少し斜めや横顔が美しい。
回想形式をとるのは良いけど、日露戦争の必要性はいまいち分かりませんでした。