なつき

ゴースト・ストーリーズ 英国幽霊奇談のなつきのレビュー・感想・評価

5.0
じわじわ恐いというより序盤から恐い。
インチキな霊能者達の正体暴く番組を作っている教授が主人公。

霊的な体験したという人間3人を紹介され改めて取材、本人による回想を挟むといったオムニバス形式の映画なのだけど、ケース1から3まで語り部たちが全員もうはっきりとしたフラグ立てる一級職人ばかり。
志村うしろうしろどころか良い加減にしろ!!!ってキレそうになるくらいガンガン建設して、ああああ…な結果になるし、それを取材してる主人公も最終的に巻き込まれいたーなんてヌルいのでなく最初から不穏な何かが示されてて、これパターン変えて3回もやるの勘弁して恐いってなる。
体験者の恐怖故に誇張された部分がチープに見えたりするがそれも良し。

シャーロックやホビットでおなじみのマーティンが重要な役で出てくるのだけど、このキャラがマーティンまじマーティン(語彙力とは…)。
成功して豪邸に住む皮肉屋な富豪の役なんだけど仕草がいちいちイイネボタン押したくなる。まぁマーティン最高😭となっても不穏で恐いものは恐いので、ホラー映画観るときに一時停止ボタンないのしんどい派の人は劇場で観るのは勧めない。

オチもなるほどーー!!ってなったからとても満足したけどね。諸々の伏線回収しっかりしてるなと感心してしまったので、やりっ放し投げっぱなしの映画観てイライラする人にはお勧めする。

全部分かった上でまた観たい。
なつき

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