HirotoMori

北朝鮮をロックした日 ライバッハ・デイのHirotoMoriのネタバレレビュー・内容・結末

3.0

このレビューはネタバレを含みます

318作目(洋画203作目) 『Liberation Day』
(北朝鮮をロックした日 ライバッハ・デイ)
180628
by Filmarks試写会

邦題はとても刺々しいが、中身はしっかりと現実を写したドキュメンタリー。記録としてはとても面白い。予想はある程度できるが、北朝鮮という世界的に特殊な国での行動の制限、互いの配慮が北朝鮮をしっかり現実のものとして教えてくれたと思う。しかしどうして邦題はこうも典型的に本質をずらしてくるか...とも思わされた。
また、Laibachというバンドそのものには賛否両論あるものの一定のリスペクトができた。特にボーカルのMiran Frasが言ってた音楽をする意味として、例えその先に混沌があろうとも平和ではなく真実を求めているという姿勢は私としてはとても共感できた。大衆扇動的なナチスは平和をチラつかせるから大違いである。

評価 3.0/5
HirotoMori

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