nono

ボリショイ・バレエ 2人のスワンのnonoのレビュー・感想・評価

3.8
2020/55作目

レッスンシーンで脚だけ映っていても美しかった。青春も人生も全部捧げて、どんなに努力してもほんの一握りの人しか主役になれない世界…バレエってすごいなと改めて思った。
そして皆が同じ目標(本番)を目指して、細部までこだわって造られる芸術って素晴らしいなと思った。そして人の心の奥深くまで触れられるのは芸術しかないと思うの。私にとっては、やはり生命維持に欠かせないものなんだなと再認識。久しぶりに心が潤った。
最後、ボリショイ劇場で踊る場面は、いままでに感じたことがない種類のドキドキで震えた。言葉で表せないのがもどかしいけれど、どんな気持ちでイヤリングをつけて、どんな気持ちで舞台に向かったんだろう、、と思うだけで何故か泣きそうになった。そして、舞台上から見るボリショイ劇場の光景が美しすぎて…ドキドキが止まらなかった。もっと白鳥観たかったな。
いつかボリショイ劇場に行って本場のバレエを観たいな。
先生方はまさにロシア人って感じだった。
エンドロールはロシア語で読めなかったけれど、チャイコフスキーの三大バレエの音楽全部使っていて(お話とも合っていて)とっても良かった。
nono

nono