おぶさん

ボリショイ・バレエ 2人のスワンのおぶさんのネタバレレビュー・内容・結末

3.5

このレビューはネタバレを含みます

貧しい炭鉱町で育ったユリア
裕福で不自由なく育ったカリーナ
二人のバレエ物語

路上でダンスをしながら
お金を稼ぐユリアは
元バレエダンサーに連れられ
ボリショイバレエアカデミーに
入学する

その実力と恩師の強いプッシュから
卒業公演の主役を勝ち取るが
貧しい家の実情から
友人カリーナの母親に
主役の権利を金で譲ってしまう。

そうとは知らないカリーナが
舞台で舞う姿は美しかったが…
なんとも複雑な気持ちで見てしまう😢

女の子の興味は好きな男の子の話
自分の処女を誰に託すのか

カリーナは言う
「私の身体(処女)はバレエに捧げるの」

初めはね
意味がよく分からなかったけど
主役や重要な役を掴むために
上の人達とベッドを共にする…
という意味と分かって
聞いてはいたけど、
キラキラな美しい世界の裏側は
かなり根深い闇の部分があるのだと
現実を思い知らされた。

後に卒業公演の主役が
お金で買われた事を知ったカリーナ。
白鳥の湖、オーロラ姫の役を怪我と偽り
代役ユリアを舞台に上げる。

どんな裏があっても
主役として舞台に立ったユリアは
とても美しかった🦢
おぶさん

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