本来は市民を守るはずの警官がストーカーへと変貌を遂げたら。
権力をかさにされると、どうすることも出来ない。
その恐怖を描いたサスペンスもの。
物語的にははっきり言って平凡で、2時間ドラマで充分な内容だ。
だが心配はない。この映画にはレイ・リオッタがいるから大丈夫だ。
悪役がとことんはまるというのもすごいが、じわじわ迫ってくる狂気がねちっこい。
対峙するのがカート・ラッセルというのはミスキャストの気がしてならない。
本来はもっとインテリのような男のはず。
カート・ラッセルなら拳銃もってりゃすぐにぶっ放しそうな雰囲気で、逆に危うい(笑)