アキラナウェイ

リミット・オブ・アサシンのアキラナウェイのレビュー・感想・評価

リミット・オブ・アサシン(2017年製作の映画)
2.9
やべぇ。覚えてないわ。
まだレビューが書けていない映画のストックが17本。こちらの作品を観たのは、7月16日。

半月前に観た映画。
良作なら、あのシーンも、あの台詞も。
脳の海馬に焼き付けられた記憶でレビューも捗るだろうに。

今回のレビューは、記憶を辿りながら…。

家族を失った元暗殺者のトラヴィス・コンラッド(イーサン・ホーク)は、組織からインターポールのリンと囚人のキースの暗殺依頼を請け負う。リンの銃弾に倒れたトラヴィスは、特殊な蘇生手術を受け、24時間という限られた時間の命を得る。自分が組織に捨て駒として利用されただけだったことを悟り、トラヴィスは組織への復讐を誓う。

脚本がまずいんだろうなぁ。
面白くない。

24時間のタイムリミットは、腕に埋め付けられたデジタル時計で示される仕様。

でもさぁ。
人の命ってデジタル時計の1分1秒で計れるもんじゃないでしょう?

デジタル時計がゼロになった時に、体内を毒が駆け巡って死ぬのならわかる。でも、蘇生手術の副作用で24時間しか身体がもたないのであれば、個体差もあるだろうし、デジタル時計の時間きっかりに命を落とすなんてないんじゃないの?

妻と子供を亡くし、弔いを済ませたトラヴィスが、再び殺しの仕事を請け負う動機がはっきりしないし、人類を蘇生させるなんて、神の領域を侵しながら、蘇生技術の詳細は明かされず。

ん な 都 合 い い 話
あ る か い ?

ヒロインを演じたシュイ・チンが好きになれない。
別にアジア人差別ではないけど、何せ好きになれないんだもん。しょうがない。ただのアジアのおばさん。彼女と一夜を共にするトラヴィスの気持ちもよくわからない。

24時間設定は全然活かされないし。

「ジョン・ウィック」の製作陣が再結集!!と言われても、脚本が良くないとキャストの無駄遣いでしかないなぁ。

良かったのは、トラヴィスの義父を演じたルドガー・ハウアー。渋い!!

イーサン・ホークも両手撃ちでカッコ良かったけど、個人的にハマれず。残念。